双極性障害 目指すは完治ではなく寛解

双極性障害ですが、寛解の可能性が見えました。これまでの経緯を語ります。アラフィフ♀です。

うつのドツボでどう考えるか

うつが長く続き、 もうこのまま一生上がらないんだ、 と思えた、 そんな時のことを思い出しながら、 考えたこと。 双極性障害と言うのは、 ある程度、遺伝子が関係しているという。 ということは、 この病気の人は、 ばばぬきで、遺伝子というばばを たまた…

気分屋的生き方をすると気分が安定する

「目指すは完治ではなく寛解」というブログだが、 実は、薬を飲まなくてもよい、 という段階に至る人も、 世の中にはいるらしい。 それは、完治といってもいいかも? そのためにどうすべきか、 ということに興味があれば、 神田橋條治先生の著作に関心を持つ…

補足~トラウマからの回復について

双極性障害の人は、発症したとき、何らかのライフイベントがあったことが多いと思う。平たく言えば、ストレス。 脳の病気なので、それが直接の原因というより、ストレスが脳の脆弱性を刺激した、と解釈した方がよいみたい。とはいえ、多くの人は、発症のきっ…

双極性障害~病気と気質、世の中に役に立つ性質も

双極性障害の病前性格として、循環気質・発揚気質・マニー親和型性格、あるいは執着気質などとよく言われる。 それぞれの気質については、いろいろなところで解説がなされているのでそれを見ていただきたい。 こうした気質は、実は役に立つよい性質でもある…

薬の副作用と偏見の問題

私は、双極性障害 かつ バセドウ病である。 バセドウ病も、完治への道のりはかなり長い。双極性障害は、完治はないと思っていた方がいい。 なので、薬は欠かせない。 でも、薬を飲みたくない、という人もいるようだ。 薬は私に、普通の生活をもたらしてくれ…

気分の波乗りに役立つ自己管理の方法

時々このブログで「自分をモニターする」という言葉を使っている。 しかし、漫然と自分を見ていてもあまり客観的にはならないかもしれない。 医師が勧めてくれる活動表もあり、それはとても良いのだと思う。しかし、自分にはちょっと続かない気がする。 でき…

躁鬱の波をどう乗りこなすか

このようなわけで、私は躁・鬱のパターンを知るに至った。また、その経過の中で、自分に有効な薬も見つけることができた。 あとは、自分をよくよくモニターして異変があったときには病院に行く、ということになる。 そのようにして、数年経過したが、年ごと…

気分安定薬を飲んでから~躁のパターン

躁は毎年9月に始まるようだ。7~8月は割とフラットな感じで過ごすことができるが、問題はそのあとだ。 といっても、気分安定薬を飲む前とは違う。そもそも、やってくる時期がわかっているし、前兆もわかる。 いわゆる軽躁状態である。 頭がやけに回転する…

気分安定薬を飲んでから~鬱のパターンを知ってコントロール

気分安定薬を飲んでから、初めての鬱がやってきた。しかしそれは、前回の地獄の10丁目うつよりはだいぶベターな鬱だった。 その鬱とは、具体的に言えば、例えばいろいろなことに対する不信感。今まで信頼してきたもの。人への不信だった。 今までと違う自…

気分の波を乗りこなす努力の始まり

「寛解したかも」というタイトルのブログなのに、ここまでは激しい症状と悪化の一途をたどった様子を書いてきた。 流れを振り返ると、だいたい以下の通り。 精神的なダメージによるうつ状態・バセドウ病の発症バセドウ眼症の治療としてステロイドパルス療法…

地獄の番外地!その後の躁状態② じゅうたん爆撃

どうにも収まらない躁の嵐を見て取った主治医は、「じゅうたん爆撃だな」と言って、薬をどんどん増やしていった。集中砲火じゃないんですか?と訊いた私に、いや、じゅうたん爆撃、と。リーマスは最高量の1200mg、さらにクエチアピンも50mgだった…

地獄の番外地!その後の躁状態①

激鬱から持ち上がって来た私。 もう退職しかないと思っていたはずのに、 いい感じで生活ができていた。 その頃、私は気づいたことがあった。 今まで全然できなかった仕事が、 すいすいとできるようになっている!?ということ。 できなかったこと、というの…

今度同じ鬱が来たら死ぬ!双極性障害を自分で疑う

その後、2か月は完全に休職し、少しずつ回復してきたのに合わせて短時間の勤務をさせてもらい、完全に復帰したのは休職してから3か月後だったと思う。 今思えば、激鬱の時には絶対に復帰など無理と思っていたのだから、結構早い復帰だったかも。 この時の…

最悪の鬱~地獄の10丁目

その後、私はだいぶよくなった。そう思った。睡眠薬をかなり減らしても、ちゃんと眠れた。気分的にも、とても機嫌のよい春を迎えていた。 主治医も、「いいね。よくなってきたぞ。」と言っていた。 そうか、これで私もようやく回復できるのか。こうやって、…

うつ病?双極性障害?鑑別について

あるときには、結構元気になった。少しよくなったのかな、などと思っていた。 主治医は、「うつが治る過程で、軽躁状態になることはよくある。そういうときに自重すること。好きなことでも嫌いなことでも打ち込まないこと。だらだら過ごすこと。」と言った。…

他人に迷惑をかけることは、病むことの本体の一部

私は、激鬱のときには、仕事は全部キャンセルするしかなかった。同僚と部下に任せた。 みな、自分の計画を台なしにしたことだろう。本当に申し訳のないことだった。 他人に迷惑をかけること、それは病むことの本体の一部である。それは他人にとって迷惑であ…

うつ状態~生きている意味がわからない

私には、生きている意味がなかった。少なくとも、そう感じた。 何もかもが億劫だった。何にも興味がわかなかった。生きていても、何の楽しみもなかった。意味のない生だと思った。 しかし、私には死ぬことは許されていない。父があのような形で死に、遺族が…

あたりだったのか不明 抗うつ剤による治療

週末明けの月曜日、病院に駆け込んだ私は、デパゲンを飲みきること、と言われ、それと同時に、抗うつ剤を飲み始めた。トフラニール。オレンジ色で三角の錠剤。可愛いけど、副作用はかわいくなかった。やたら口が渇くのだ。初めて飲んだ抗うつ剤だった。副作…

うつ病時代?の始まり

2月に始まったひどい躁鬱混合状態と思われる時期が過ぎ、 落ち着いてきたころ、 主治医が「そろそろよし。差し迫った感じもなくなった」 と言った。 私は徐々に仕事に復帰し始めた。 6月下旬だった。 治まったとはいえ、 主治医は、 「まだまだ用心だ!こ…

ステロイドパルス後 精神症状②

精神科を訪れると、精神科医は、私のバセドウ病のことをどこかから訊いていたらしく、「足の痛みがバセドウ病の前駆症状だったことを見逃してしまった、申し訳なかった」と語った。私は、そんなことを向こうから言われることに少し驚きつつも、「・・・そう…

ステロイドパルス後 精神症状①

前回のブログから間が開いてしまった。 躁状態の自分の状態を整理するというのは、思っていた以上に時間がかかった気がする。躁状態とは、本当に手が付けられない。 前回のブログは身体症状について述べたものだった。でも、少し精神症状についても触れてい…

ステロイドパルス後 身体症状②

ステロイドパルス療法を1月に受けたその年の暮れ、私はこのように記している。 「今年一年は・・・、ステロイドとの戦い。 私の主観としては、冷静な自分とアタマがへんな自分との対決。 心の荒野とでもいうか、幻の嵐の中でうろうろしてた。」 「アタマが変…

ステロイドパルス後 身体症状①

退院後、 仕事を再開しつつ、 ステロイドの錠剤を飲んで脱ステロイドを図りながら、 放射線治療を行った。 放射線は、たしか2週間ほどだっただろうか。 そのころから、体がおかしくなってきた。 それは、放射線ではなく、 ステロイドによるものだと、あとで…

入院してステロイドパルス療法

入院して受けた治療は 「ステロイドパルス療法」という。 化学療法の一種で、 ステロイド剤を大量に一度に点滴でぶち込み、 それをぱっとやめる。 ぶち込む・やめるを繰り返すので、 鼓動に例えて「パルス」と言うらしい。 ステロイドはもともと副作用が強い…

バセドウ眼症の治療の始まり

目の治療の話が続く。 私の場合は、これが精神病の始まりをもたらしたので、 関係ないようだけど、関係ある。 さて、前回の続き。 医者には仕方がないといわれても、 これでは生活にならない。 本やネットで調べると、 ちゃんと治療法があるではないか。 そ…

バセドウ病からバセドウ眼症へ

バセドウ病になって、 半年ほど過ぎたころ、 眼に違和感を感じた。 まぶしい・痛い・貼れた感じなどなど。 ああ、バセドウ眼症ね、と思った。 眼球突出といえばわかりやすいと思うが、 眼の周りの組織に炎症が起きて、 あれこれ不具合が出てしまうもの。 突…

もぐらたたき~バセドウ病発症

現在の私はもうだいぶよくなって、 「寛解」の言葉が見え隠れしているほどの 状態にあるのだが、 病気の進行などについて説明するため、 ちょっと暗めの話が続く。 では続き。 股関節の痛みがあるものの、 それほど生活に支障があるわけでもなし、 あの世を…

うつ状態は軽快、でも謎の症状

ドグマチールで症状がそれなりに軽快した。 そのまま医師の指示通り、 3か月ほど服薬を続けた。 3か月で、ドグマチールを卒業し、 精神科の受診も終了となった。 しかし、その3か月の間に、 「股関節の痛み、手の震戦」という よくわからない症状が出た。…

精神科の薬を飲初めて飲む

「これってうつでしょうか」 と訊いた。 私は、ほぼ確定だと思っていた。 すると医師は、 「うつ『病』というほどではないかもしれないけど、 うつ『状態』ですね。 とりあえず、これ飲んでみて。」 といって、処方箋を書いた。 胃腸科でもらっていた胃薬・…

精神科を受診

心に以前から関心を持っていたこともあって、 信頼のおける精神科医のことを私は知っていた。 とにかく、眠れない。 心に空いた穴が大きい。 すうすう風が通って、痛い。 まず予約を入れて、 精神科に行く。 すると、看護師のかっこうをした人 (心理職かも…