双極性障害 目指すは完治ではなく寛解

双極性障害ですが、寛解の可能性が見えました。これまでの経緯を語ります。アラフィフ♀です。

あたりだったのか不明 抗うつ剤による治療

週末明けの月曜日、
病院に駆け込んだ私は、
デパゲンを飲みきること、と言われ、
それと同時に、抗うつ剤を飲み始めた。
トフラニール
オレンジ色で三角の錠剤。
可愛いけど、副作用はかわいくなかった。
やたら口が渇くのだ。
初めて飲んだ抗うつ剤だった。
副作用が強いのに、
薬はどんどん増やされた。

食欲ゼロ。
食べることが大好きだったのに、
食べられない。
家族が、私が好きなものやさっぱりしたものを
準備してくれたりしたが、
だめなものはだめだった。


ヒステリー球も経験した。
のどの下付近に、空気の玉が入っているような感覚。
そこが詰まっているから、
細いそばでも通らない、みたいな感覚である。
立ちくらみもこの後ずっと続いた。
立っていられない。
したがって、寝たきり。
ひと夏、寝て過ごした。

焦燥感、不安感。
そして、体が動かない。
まるでコールタールの海を泳いでいるよう。
ひどい動悸。
全身に心臓の鼓動が響くような感じ。
なんなんだ、これは!?


父が死んだときの鬱状態とも違っていた。

私にはまだ精神症状の経験値がなかった。

まるで炎天下の海で何時間も泳いだあとのように
体が疲れて動けなくなったり。


さらに、その後何年も、
少し上向いたかと思うと、
また次のうつ症状やってくるというが調子で
長く苦しみ続けたのだが、
その症状は実に多様で、様々だった。
ものの本には、
「ありとあらゆる症状が、うつの症状でありうる」
などと書かれていた。
本当に、その通りだと思う。
新しい症状に出くわすたびに、
「なにこれ!?」と思うのだけれど。

毎度毎度、うつ症状が顕在化するたびに、
世の中には、
こんなに辛いこともあるんだなぁと
いちいち思った。

経験してない症状だから、
何が起こっているのかよくわからないのだ。
うつが始まってその初期症状が現れたとき、
自分では「これはヤバいのではないか」と思って、
主治医に説明したりもするのだが、
主治医の方でも、???となることが多かった。
こんだけ経験のある医者でも、そうなんだから、
私なんぞにわかるわけなかった。

毎度のことながら、
これを乗り越えたんだから、
次は驚かないぞ、とか、
次は、あのとき経験した初期症状が出たら
すぐに対応してもらうぞ、とか、
この時期にはこうなるから、
あらかじめ医者に言っておこう、とか思うのだが、
そういうの、ほとんど意味がなかった。

だんだんと経験値が増すにつれて、
わかるようになってきたけれど。


目の前をチカチカと星が飛んでいるのに、
どうしても研修会の司会をしなければならないことがあり、
(これも、「できません、交代してください」と主張すべきだったと今は思う)
キラキラの星とともに司会業をこなし、
参加者がセッションしている間は
トイレにこもってさぼるなどということをして
なんとか乗り切った。

あるときには、
そわそわして、敏感な感じが苦痛だった。
心にどこか違和感がある。
胸がバクバクする。食欲低下。下痢。
眠れない。
睡眠薬を3種類処方されたこともあったが、
だめなものはだめだった。

 

もちろん、鬱々とした気持ちというのは
常にあった。
以前触れたので繰り返さないが、
父の死を思い出すと、
もうパニックだった。

 

あるときには、最強の不安に襲われた。
不安で不安で、いてもたってもいられない。
過呼吸で息苦しくなる。
パニック発作である。
その挙句、眠ってしまう。
この症状について、医者は、
「脳の防衛反応」と説明した。
不安で生きていけそうもないほどになると、
生き抜くために、脳は眠くするんだとか。

もう、そこまでして、生きていたくもないよ、
と言いたかった。

 

 

 

 

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